久保亮倫逮捕から約1年後。
ようやく判決が言い渡されました。
起業セミナーを名目にマルチ商法の勧誘を行い、受講料として20代の男女6人から計約650万円を詐取したとして、久保亮倫容疑者(33)は組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の罪で福岡地裁(森喜史裁判長)により懲役4年6月の判決を受けました。
https://jp.reuters.com/article/idJP2018021601001263
これは執行猶予ではなく、実際の刑務所での刑事処罰です。
共犯の江俣芙由華は、残念ながら執行猶予となりました・・。
彼女の関与の度合いが低かったのか、あるいは何らかの特例が適用されたのか…。
今回の事件では組織的詐欺が立証されているため、犯罪収益は没収され、被害者に返還されるでしょう。
そして、首謀者は実刑になりました。
結果的に、被害者側の大きな勝利と言えます。
通常では、ここまでの結果は得られません。
その意味で、これは非常に稀な事件と言えます。
起業を教えると言いつつも、実際は占いやマルチの勧誘を教えていたからです。
その結果、逮捕されるべくして逮捕されたとも言えるでしょう。
被害金の返還には期限と時効があるので、被害者の方は早急に警察に相談してください。