シナジーブックスに関連する詐欺被害に関して、320万円を渡した被害者からの相談が寄せられました。このような場合、どのように弁護士を選べば良いか、そしてどのような証拠が重要かについて以下に説明します。
証拠がカギになる
弁護士が動いてくれるかどうかは、提供できる証拠がどれほど明確かに大きく依存します。ボイスレコーダーなどの証拠があるとのことですが、それが法的に証拠として使えるかどうかは弁護士の判断になります。証拠を集める際は、契約書、振込明細、関連するメールやメッセージ、録音など、できるだけ多くの証拠を揃えておくことが重要です。
弁護士事務所の選び方
- 得意ジャンルの弁護士を選ぶ
弁護士にも得意分野や不得意分野があります。特に消費者問題や詐欺関連の事案に強い弁護士を選ぶことが重要です。弁護士事務所を複数回ることで、最も適切な弁護士を見つけることができます。 - 法テラスや無料法律相談の活用
法テラス(日本司法支援センター)では、無料で弁護士を紹介してもらえたり、法律相談を受けることができます。また、自治体でも無料法律相談会が開かれている場合があるため、これらを活用するのも一つの方法です。 - 地元で信頼できる弁護士を選ぶ
ネットで検索して見つかる弁護士は悪徳弁護士や裏で事件屋が関わっている可能性があるため、ネットでの情報を鵜呑みにせず、地元で長年営業している信頼できる弁護士を選ぶことが推奨されます。 - 自己責任で進めることを覚悟する
弁護士に依頼する際は、100%の返金を期待するのではなく、最終的には部分的な返金(30%など)を目指して進める心構えを持つことが大切です。相手が逃げてしまうリスクもあるため、その点も理解しておく必要があります。
まとめ
詐欺被害に遭った場合、迅速に証拠を集めて、信頼できる弁護士に相談することが最も重要です。弁護士を選ぶ際は、得意分野を持つ地元の弁護士を選び、法テラスや無料相談を活用しましょう。また、詐欺案件は100%返金を期待するのは難しいため、冷静に進めることが大切です。