ツイッターに蔓延する詐欺ビジネスの実態【1】

今回、A様から提供された情報は、大里一斗氏が関与するグループで行われていた詐欺的なビジネス手法についてです。以下に、その詳細な内容を解説し、警戒すべきポイントを整理します。

勧誘の流れとビジネスモデル

  1. ツイッター経由での勧誘:
    • A様は、ツイッターで見かけた**「○○万稼ぎたいならLINEに連絡」**というフレーズに引き寄せられ、LINEでの連絡を始めました。勧誘者からは名前や年齢、職業、住まいなどの個人情報を尋ねられ、その後、実際に会って話をすることを提案されました。
  2. 池袋での対面:
    • 初対面で話すため、東京都池袋のカフェで直接会い、ビジネスの内容について説明を受けました。ここで、次のようなビジネス内容が伝えられました。
      • 自己アフィリエイト
      • 集客
      • 物販
      • クラウドファンディング
      • 投資
    • これらの内容は、一般的にはネットビジネスや投資でよく見られるテーマですが、非常に魅力的に聞こえるため、初めてネットビジネスに触れる人にとっては引き寄せられる内容です。
  3. 高額な料金の要求:
    • 初めは「無料で教える」と言われたものの、最終的には324,000円という高額な料金を提示されました。A様は学生だったため、最初は断りましたが、勧誘者からは「今だけ」「今後はこのチャンスはない」と煽られ、最終的に消費者金融からお金を借りて支払うことになったという事例です。この手法は、消費者を焦らせ、冷静に判断させないための常套手段です。

集客の方法と問題点

  • ツイッターでの集客:
    • グループに参加すると、次はツイッターでの集客方法を学ぶことになりました。主に使用される方法は、フォロー購入オートツイート、さらに自身が所有していない金額を使った画像の使い回しなどです。これらは、虚偽の情報を拡散して他の人を勧誘し、さらに参加者を集めるための方法です。
  • ターゲット層の設定:
    • 集客の際に、ターゲットとなる層についても言及されますが、どの層が最も引っかかりやすいかを狙った勧誘が行われている可能性が高いです。例えば、初心者やお金に困っている人をターゲットにした手法が多いと考えられます。

ビジネスの進行と問題

  • 段階的な勧誘:
    • ビジネスは、段階を踏んで自己アフィリエイト物販集客など、次々に進められ、最終的には各人が独自に作業をして「一端の作業が終わった」とされます。しかし、このような段階的な勧誘は、実際には実行可能な結果が得られないことが多いです。
  • 虚偽の宣伝:
    • A様が参加する過程で感じたのは、商材や提供される手法に対しての実効性の欠如です。最終的にはアフィリエイトや物販で稼げる保証はされず、単に作業を続けるだけであり、収益を得ることができないという事実に直面することが多いです。

結論と警告

このようなビジネスモデルに参加することは、非常にリスクが高く、最終的にお金を搾取される結果になりかねません。大里一斗氏のグループは、マルチ商法的な手法を用いており、実際に稼げる人はごくわずかで、多くの人々は投資額を回収できないまま終わります。

もし、このようなビジネスに関わってしまった場合は、冷静に判断し、すぐに関与を断つことが最も重要です。もし被害を受けている場合は、消費者センター弁護士に相談し、返金請求や法的手段を検討しましょう。

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