株式会社リゾネットと河端一雄・山本敏明に関する注意喚起

株式会社リゾネットとその関係者に関する情報が寄せられています。この会社は旅行等会員権の連鎖販売業を行っていましたが、業務停止命令を受けたことが報告されています。

事業者の概要

  • 事業者名: 株式会社リゾネット
  • 代表者名: 山本敏明
  • 所在地: 東京都中央区八丁堀二丁目24番2号
  • 設立: 平成18年4月13日
  • 資本金: 5,000万円
  • 業務内容: リゾート・旅行・スポーツクラブ複合会員権の連鎖販売取引
  • 売上高: 約19億9,000万円(平成27年1月~平成27年12月)
  • 会員数: 都内3,823人、全国12,163人(平成28年9月末現在)

業務停止命令の背景

平成29年1月17日、特定商取引法に基づき、以下の理由で3か月間の業務停止命令が下されました。

  1. 勧誘方法の問題:
    • 「お茶しませんか」といった方法で消費者を呼び出し、旅行を楽しみながら収入を得られると謳った書面を提示。
    • 説明会に誘い出し、断っても執拗に勧誘して契約を結ばせる行為が確認されました。
  2. 連鎖販売取引のリスク:
    • 連鎖販売取引(マルチ商法)は、加入者が新たな会員を勧誘する仕組みで、多くのトラブルを引き起こしています。
    • 実際、収益を得られず借金を抱える被害や、友人を強引に勧誘することで人間関係を壊すケースが報告されています。

被害の実例

  • 会員費として約17万円、継続費として毎月約1万3千円を請求される仕組み。
  • 説明不足のまま契約を結ばされ、結果的に収益を得られず退会する被害者が続出。
  • 詐取された資金が海外に移動している可能性が高く、返金が難しい状況です。

注意点と対応策

  1. マルチ商法のリスク認識:
    • マルチ商法は95%の加入者が損をし、残りの5%のみが利益を得る仕組みとされています。
    • 勧誘を受けた際は慎重に判断し、安易に契約しないよう注意してください。
  2. 被害に遭った場合の対応:
    • 消費者センターに相談し、契約の無効や返金交渉を試みてください。
    • 弁護士に相談して法的措置を検討することも有効です。
  3. 情報収集の重要性:
    • 契約前に口コミや評判を調査し、信頼できる情報を基に判断してください。

結論

株式会社リゾネットの連鎖販売取引に関する問題は、多くの被害を生んでいます。安易な契約を避け、十分な情報収集と慎重な判断を心掛けてください。不審な活動を見つけた場合は、速やかに消費者センターや関係機関に相談してください。

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