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「ビジネスパートナーになって」、「我が社の外部役員にならないか」など、インターネット上でうまく言葉を巧みに操る詐欺は盛んに行われていると感じます。
これらの詐欺師に金を渡し、トラブルに巻き込まれて、大切な財産だけでなく尊い時間までを無駄にしてしまうのを避けたいと思います。
特定の人物を指摘するのではなく、一般的な観点から議論します。
詐欺師は金さえ得られれば、相手の身元などは問いません。地元から遠く離れた場所に住んでいる人ほど、騙しやすいと感じていることでしょう。初対面で「あなたは才能がある」「経営の素質がある」と語りかけてきます。
起業に興味があり、新しい事業を始めたいと思う若者や、簡単に金を稼ぎたいと思っている人、また、借金に苦しむ人などは、このような詐欺師に騙されてしまう可能性があります。詐欺師はプロなので、利益を得られると感じたターゲットから金を騙し取ります。
このようなケースでは、会社設立や経営、事業への投資という特性から、多額の金が狙われやすいです。全てが詐欺とは言えませんが、疑わしいケースが大部分を占めるでしょう。詐欺でなければ、実力不足で起業に至らないケースがほとんどです。初対面の人々が一緒に事業をすると成功する確率は極めて低いと考えられます。
インターネットの出会いを求めるのではなく、起業を考えているなら、自分の周囲の経営者に相談したり、セミナーに参加して人脈を広げることから始め、本当に信頼できる人と一緒に事業を始める方が成功率が高いと思います。
だからと言って、インターネットを通じて出会った人との起業は疑問を持つべきです。信頼関係がまだ築けていないのに大金を要求された場合、それは詐欺である可能性が高いと考えてください。
そして、金を渡す前に、その相手のことを詳しく調査しましょう。
契約書を見せびらかして、それに基づいた手続きを進めても、それには法的効力はありません。少なくとも登記簿謄本くらいはチェックするべきです。
一度や二度、直接会って話をしてもすぐに返答しないでください。金を直接手渡すことは絶対に避けましょう。何か問題が発生した際のために、記録を残しておきましょう。
こうした詐欺師の手口では、最初は本当に起業をしているかのように見せかけて信頼を得ます。お金をもらったら、その後は無視します。後で返金するなどと言うのも、ほぼ確実に嘘です。これは彼らの常套手段です。
この経験を通じて学んだ最も重要なことは以下の通りです。
起業に参加する前に、会社経営や外部役員の役割について学びましょう。何も知らずに相手から教わりながら起業するなんて考えは甘過ぎます。
そんな勉強もできないのに会社経営や外部役員になるべきではありません。
これ以上、同じ手口で被害者が増えないことを願っています。
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ご情報提供感謝します。
起業詐欺やセミナー詐欺が増えています。
皆さん、気をつけてください。