犯罪者つるし首図鑑 
**BMTS（Business Management Training School）**というアフィリエイト塾は、参加者から高額な料金を取る一方で、実際に稼げる手法や効果的なノウハウが提供されていないという疑いが強いです。以下に、参加者からの体験談をもとに、詐欺的な手法がどのように行われているのかを解説します。
勧誘手法の特徴
- 過剰な宣伝と煽り:
- 「簡単に稼げます」といった過剰な宣伝が多く見受けられます。特に、「一人で簡単に数十万円稼げる」といった夢のような話が繰り返され、参加者はこれを信じて入会してしまいます。しかし、実際にはそのような成果を上げられる人は少数派であり、ほとんどの参加者が稼げない状況に陥ります。
- 未経験者をターゲットにした勧誘:
- 初心者向けに、非常に簡単でリスクが低いという印象を与えつつ、実際には非常に高額なコース料金を支払わせるという手法です。これにより、参加者が一度高額な料金を支払った後、さらに多くのお金を投じるように仕向けられます。
- 心理的圧力:
- 「このチャンスを逃すな」「今なら割引価格で受講できる」といった表現で、参加者に焦りを与え、冷静に判断する時間を与えません。このように焦らせることで、冷静に考えることなくお金を支払わせようとする手法が使われています。
BMTSのビジネスモデル
- NPL（Neurolinguistic Programming）音声や心理学の教養:
- NPL音声を暗唱することや、心理学を教えることがビジネス成功に結びつくとされていますが、これらはただの理論であり、実際のアフィリエイトやネットビジネスにはほとんど関係がありません。参加者に無駄な時間を使わせ、実際に稼げる情報は提供されないという点が問題です。
- 高額な料金設定:
- 例えば、初期の参加費が30万円、さらにその後の追加料金やコンサルティング費用が発生し、最終的に非常に高額な支出となる場合があります。しかし、その対価に見合う実績やサポートはほとんど提供されていないという点で問題があります。
問題点と詐欺的手法
- 実際に稼げない:
- 参加者の多くが、アフィリエイトを始めても収益を上げることができず、時間とお金だけが無駄になったと感じる結果となっています。多くの事例において、稼げない、あるいは不十分なサポートが原因となっていることがわかります。
- マルチ商法の疑い:
- 他のビジネスで見られる「紹介料で稼ぐ」という仕組みが絡んでおり、参加者が紹介をして新たなメンバーを勧誘し、その紹介料を得るという形になっている場合があります。このようなマルチ商法に近い手法は、違法である可能性が高いです。
- 返金要求の難しさ:
- 返金要求をしても、なかなか対応してもらえないことが多く、消費者センターや弁護士に相談しても、実際にお金が戻ってくることは非常に難しいとされています。商材やサービス内容に問題がある場合、消費者が立ち上がることが重要ですが、相手が適切に返金対応をしない場合、法的措置を取る必要が出てきます。
対応方法とアドバイス
- 早期の対応:
- もし参加してしまっている場合、早期に返金請求やクーリングオフの手続きを行うことが重要です。契約から一定期間内であれば、法的に解除できる可能性があります。
- 弁護士に相談:
- もし返金が難しい場合や問題が解決しない場合、弁護士に相談して法的措置を取ることが必要です。特に、高額な商材の場合は、弁護士が介入することで、解決が早く進む可能性があります。
- 他の被害者との連携:
- 掲示板やフォーラムを利用して、他の被害者と情報を共有し、集団で訴訟を起こすことも一つの手段です。
結論
BMTSとその関係者が提供するビジネスは、詐欺的な要素が強いと見られるため、十分に注意する必要があります。もし既に参加してしまっている場合は、冷静に対処し、法的手段を取ることで被害を回復できる可能性もあります。しかし、何よりも重要なのは、詐欺的なビジネスに巻き込まれないよう、慎重に行動することです。