株式会社ライフシフトラボ(都築辰弥氏)は、「自身の経験と技能を活かし、企業依存からの脱却」をスローガンに、「45歳以上を対象とした実践的なキャリア・副業学校」を運営。「将来の年間収入を今から最大3000万円増やす」と主張しています。
「老後の2000万円問題」への対策として、生涯収入を3000万円増やすという提案は確かに魅力的です。
高齢化社会に伴う労働力不足や再就職制度を考慮すると、社会人の再教育(リカレント教育)は厚生労働省や経済産業省、文部科学省などが連携してキャリア相談や学習助成金の支援に取り組むテーマとなっており、ライフシフトラボのカリキュラムを見ても特に問題はなさそうです。
ただ、「生涯年収プラス3000万円」を達成できるとは必ずしも言えないと思います。
これは、学力を身につけるためにただ学習塾に通っているだけではなく、キャリア副業学校も同じで、単に通うだけでは十分ではないということです。
必要なのは、「具体的にどのようなキャリア副業を目指すのか」を明示することです。
過去の職歴に基づいたスキルや資格を取得し、再就職等で優位性を得るための手段とするのか、あるいは若い頃にあきらめていたスキルや資格の取得を目指すのかといった目的意識が重要となるでしょう。
また、「パラレルキャリア」や「デュアルキャリア」と言った概念も存在します。
パラレルキャリアは、ピーター・ドラッカーが提唱する概念で、本業の他に活躍の場を持ち、複数のコミュニティで活動する働き方・生き方のことを指します。
デュアルキャリアは同様の概念ですが、スポーツ選手や音楽家・芸術家などのアスリートやクリエイティブなキャリアについて語られる概念です。
これらはボランティア活動や趣味などによる収入に直接結びつかないものでも良いとされています。
要するに、「仕事一辺倒の仕事人間」、「競技以外のことは何もできない」といった状態ではなく、他の活動を通じて活躍することを進めています。
副業で少しの副収入を得るよりも、パラレルキャリアやデュアルキャリアの一部としてボランティア活動を通じて社会貢献をしたり、趣味を楽しむことで「真の豊かさ」を得るケースもあるでしょう。
また、副業もパラレルキャリアも「本業を確実にこなす」ことが重要です。
SNS上には、本業が手に負えない中で副業に手を出したり、パラレルキャリアを始めた結果、本業がおざなりになってしまう事例も見受けられます。
自分の能力を超えていたり、現実逃避として選んだ結果、「逃げた先には楽園などない」となる可能性もあります。
そのような失敗例も多いという事実を知っておくことは重要です。
あなたも再教育を受けたり、キャリア学校に通ったりする前に、自分の能力を考慮したり、単なる現実逃避ではないか再考したりしてみてください。
パラレルキャリアが良いのかもしれませんし、それよりもまずは本業に専念することが良いかもしれません。
株式会社ライフシフトラボに対する評判
株式会社ライフシフトラボ(都築辰弥氏)を推奨しているブログが異常に多いことに気付いている人もいるでしょう。そういったブログは、アフィリエイト報酬獲得の可能性が高いと思います。広告代理店が関わっている可能性もあります。都築辰弥氏を推奨する口コミや評判を見つけても、すぐに信じ込まないほうが良いでしょう。
都築辰弥氏がアフィリエイトや広告代理店を活用しているとは言っていませんが、インターネット上の評判や口コミは半信半疑で聞いておくべきでしょう。
都築辰弥氏に対する評判
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運営企業:株式会社ライフシフトラボ
所在地:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー 23F
URL:https://lifeshiftlab.jp
代表者:都築辰弥氏