SHEmoneyについてレビューします。ただ、何をするのかはその名前からすぐに連想できますが、そのリターンが驚異的で、本当にこれは適正な投資なのか?という疑問があり、調査を進めるうちにその疑問が深まる問題点がいくつか見つかりました。それについて紹介します。SHEmoneyの料金や入会金が気になっていた方、SHEmoneyを退会しようかと逡巡していた方は最後までお読みください。
お金を得たい人々から資金を得る話をいろいろと調査していると、同じ人物が手を変え、手段を変え、さまざまな形で人々の財布を狙っているという事実に感じ入ります。詐欺師の話を題材にしていますが、彼らは複雑にストーリーを作り出し、確固たる背景やキャストを配置し、その舞台に迷い込んだ被害者をしっかりとハメるのです。しかし、素人ですら、プロと同等の戦略性で罠を仕掛ける人もいて、安心してはいけない。
「SHEmoney」という投資クラブが存在します。女性専用の投資クラブのようです。そのメンバーにはエミリー・ヤギさんがいます。彼女の名前を見た時、思い出したのは不動産投資のセミナーです。彼女の経歴はこのサイトでも紹介済みですが、大学を卒業後に野村証券に入社し、配属された東海地方で新人ながら営業成績をトップにし、また在職中から不動産投資に目を向けていくつかの物件を所有し、会社を辞めてからはセミナーやクラブを開き、投資について講義を行っています。しかし、何と言いますか、あまり広範囲には感じられません。彼女のアカウントを(旧Twitter)上で確認してみましたが、フォロワーも少なく、あまり発信活動をしていないようです。この種のビジネスを行っている人にしてはフォロワーが少なすぎます。しかし、彼女のアマゾンの書評には70件のレビューが付いています。その多くは「絶賛」です。一方、低評価のレビューでは、「すでに知っている当たり前の知識ばかりだ」というコメントが多いです。つまり、内容としては浅く、すでに広まっている知識を再構成しているだけのようです。頭が良いのは確かなのかもしれません。
さらに「SHElikes」という女性向けの職業紹介サイトもあります。最近の彼女の活動を見ていると女性向けのものに特化しているように見受けられます。成熟した男性投資家から見たら、彼女の知識は投資家にとっては当たり前のものばかりで、最初から相手にされないようです。女性は自分が知らないことを知っている相手に対して防衛壁を下げやすく、さらにその相手が同性であれば、ただ女性だというだけでさらに認容しやすい傾向があります。女性がこの種の詐欺や商法の被害者が多いという話も理解できます。そして、一度信頼を寄せてしまうと、要求される金額もすんなりと支払ってしまいます。「貧困に陥ると鈍感になる」という言葉がぴったりです。生活が困難な人ほど、財布の紐がきつくなり、実際にはゆるくなります。ホスト問題が社会問題になっていたり、男性がキャバクラ嬢にハマって生活が台無しになる話よりも多いように感じます。
SHEmoneyや彼女が個人的にどんな投資活動をしようがそれはもちろん自由ですが、しかし、SHEmoneyや彼女は本当に人々を導けるだけの投資知識があるのでしょうか? 野球のルールを知っているだけでは、コーチや監督にはなれません。SHEmoneyが関与する投資クラブやセミナーに不信感がついてしまうのは、「現在の実績」が見えないからです。他人を納得させるのであれば、まず自分が投資家としてしっかりと名を上げるべきではないでしょうか。偶然の要素が常に付きまとう投資の世界で、実績を示さない限り、過去の成功を看板にして資金集めをしているようにしか見えません。
SHEmoney, 料金設定
「セミナーに無料で参加できる」と記載がありますが、SHEmoneyも営利を目指す企業であり、商売として運営しています。したがって、無料のセミナーでもどこかで料金を支払う必要があると思われます。初期費用や加入金として最初に10万円単位の料金が発生しますが、その後も追加の料金が発生する可能性があるので、この点は受講する前に調査しておくべきです。
SHEmoneyの評価
当サイトでは、SHEmoneyの投資クラブに関する評価を募集しています。お気軽に情報をお寄せください。